補正予算13.9兆円を閣議決定、遠のく「歳出平時化」 PB黒字化へ難路

ニュースの要約

  • 政府が2024年度補正予算案を閣議決定し、総額13兆9433億円を計上。
  • 補正予算の主な目的は、日本経済・地方経済の成長、物価高の克服、国民の安心・安全の確保。
  • ガソリン補助金に1兆0324億円、冬期の電気・ガス料金負担軽減策に3194億円を追加。
  • 「AI・半導体産業基盤強化フレーム」に1兆3054億円を投じ、特別会計分と合わせて1.6兆円規模の支援。
  • 低所得世帯向けの給付も盛り込み、12月初旬に臨時国会に提出予定。

市場への影響

目次

日本市場への影響

  • 歳出の平時化が遠のき、財政目標の達成が難しくなる可能性。
  • 国際社会からの財政規律への厳しい視線が、金利上昇を招く懸念。

日本株への影響

  • SMBC日興証券の宮前耕也シニアエコノミストは、プライマリーバランスの黒字化が難しくなったと指摘。

その他市場への影響

  • 財政投融資でウクライナ支援を含む1兆1222億円の追加計画。
  • 新規国債を6兆6900億円追加し、個人向け国債の需要が増加。
提供: Reuters
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次