ＦＲＢのＱＴ継続に問題なし、準備預金残高なお「潤沢」＝ＮＹ連銀

ニュースの要約

• 米ニューヨーク連邦準備銀行は、連邦準備理事会（FRB）が量的引き締め（QT）を継続する上で障害がないと報告。
• 短期金融市場の流動性を測る新指標「準備需要弾力性（RDE）」は、13日時点でマイナス0.15と横ばい。
• 準備預金残高は引き続き「潤沢」であり、QTの即時終了は必要ないと示唆。
• FRBはバランスシートの規模を正常化するため、保有債券を減少させ、約9兆ドルから約7兆ドルまで減少。

市場への影響

日本市場への影響

• 米国のQT継続は、円安ドル高の圧力を強める可能性があり、日本の輸出企業にとってはプラス要因となる可能性。

日本株への影響

• トヨタ自動車やソニーなどの輸出関連株にとっては、円安が追い風となる可能性。
• 金融セクターにおいては、米国の金利上昇が日本の金利にも影響を与える可能性があり、三菱UFJフィナンシャル・グループなどの金融株に注目。

その他市場への影響

• 特に記述なし。