カナダ西海岸の港湾閉鎖続く、労使交渉に進展の兆しなく

ニュースの要約

• カナダ西部ブリティッシュコロンビア州の港湾で労働争議が続いている。
• 国内最大のバンクーバー港の輸出に影響が出ている。
• 国際港湾倉庫労働組合（ILWU）が限定的なストライキを開始。
• 使用者団体のブリティッシュコロンビア海運雇用者協会（BCMEA）がロックアウトを実施。
• モントリオール港のコンテナ輸送の40%が影響を受けている。
• 炭酸カリウム、石炭、豆類、牛肉、豚肉、林産物などが影響を受けている。
• 労組側は賃金や労働条件の改善、自動化への懸念を示している。
• 労組側は交渉再開の用意があり、BCMEAも交渉継続に前向き。

市場への影響

日本市場への影響

• カナダからの輸入品に影響が出る可能性がある。
• 特に、炭酸カリウムや林産物などの供給に注意が必要。

日本株への影響

• 住友林業や王子ホールディングスなど、林産物関連企業への影響が考えられる。
• 自動車部品などの輸入に影響が出る場合、トヨタ自動車やホンダなどの自動車メーカーにも影響が及ぶ可能性。

その他市場への影響

• アジアや欧州からの部品輸入にも影響が出る可能性があり、国際的なサプライチェーンに影響を与える可能性。