目次
ニュースの要約
- アルファベット（米グーグルの持ち株会社）が発表した第3四半期決算（7─9月期）は、売上高・利益ともに市場予想を上回った。
- デジタル広告事業とAIにけん引されたクラウドサービス需要の急増が寄与。
- 株価は時間外取引で3%以上上昇。
主な数値
- YouTubeの広告収入：12%増の89億2000万ドル
- デジタル広告の売上：前年同期の596億5000万ドルから658億5000万ドルに増加
- クラウドプラットフォームの売上高：113億5000万ドル（アナリスト予想は108億6000万ドル）
- 1株当たり利益：2.12ドル（アナリスト予想は1.85ドル）
- 第3四半期の売上高：15%増の882億7000万ドル（アナリスト予想は863億ドル）
市場への影響
日本市場への影響
- アルファベットの好調な決算は、グローバルなデジタル広告市場やクラウドサービス市場の成長を示唆しており、日本市場においても同様の成長が期待される。
日本株への影響
- 日本のIT関連企業や広告代理店、クラウドサービスを提供する企業にとって、アルファベットの決算はポジティブな影響を与える可能性がある。
- 特に、サイバーエージェントや楽天グループなど、デジタル広告やクラウドサービスに関連する企業に注目が集まる可能性がある。
提供:
Reuters