東京証券取引所の投資部門別売買動向データを分析しました。以下に各投資部門の動向をまとめます。
要約 先週(10/15 – 10/18)の総売買代金は34,428億円で、前週からの減少が見られました。海外投資家は引き続き市場での主要なプレーヤーであり、個人投資家も活発に取引を行っています。信託銀行と事業法人は売り越しの傾向が見られました。
海外投資家の動向 海外投資家は先週も市場での主要なプレーヤーであり、売りが10,792億円、買いが10,746億円となり、差し引きで約46億円の売り越しとなりました。前週と比較して売り買いの額は減少しましたが、依然として市場の大部分を占めています。
個人投資家の動向 個人投資家は先週、売りが4,074億円、買いが4,137億円で、約63億円の買い越しとなりました。前週と比較して売り買いの額は減少しましたが、買い越しの傾向が続いています。
信託銀行の動向 信託銀行は先週、売りが224億円、買いが213億円で、約11億円の売り越しとなりました。前週と比較して売り買いの額は減少しましたが、売り越しの傾向が続いています。
事業法人の動向 事業法人は先週、売りが148億円、買いが278億円で、約131億円の買い越しとなりました。前週と比較して買い越し額が増加しました。
投資部門別動向表
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投資部門 | 売り(億円) | 買い(億円) | 差引き(億円) |
---|---|---|---|
海外投資家 | 10,792 | 10,746 | -46 |
個人投資家 | 4,074 | 4,137 | 63 |
信託銀行 | 224 | 213 | -11 |
事業法人 | 148 | 278 | 131 |
提供:
JPX 日本取引所グループ
参考資料:
stock_val_1_241003.xls