ニュースの要約
- 日本郵政グループのかんぽ生命保険は、2024年度下期の一般勘定運用について、円金利資産の残高が減少する見通しを示した。
- 一時払い終身保険の販売が好調で、総資産の縮小ペースは減速。
- 日本国債と国内事業債については、超長期国債を中心に買い入れを行う方針。
- 外国社債への投資を円金利資産の一部として開始。
- 外貨建て債券のうち、為替ヘッジ付きは低利回り債券の売却を継続。
- リスク性資産の株式は慎重なリスクテイクを基本姿勢とし、国内株式の残高は微増、外国株式は横ばいと見込む。
- オルタナティブ資産は残高を増やす方針。
市場への影響
目次
日本市場への影響
- 日本国債10年物利回りの予想レンジ:0.90% – 1.40%(年度末1.20%)
- 日本国債30年物利回りの予想レンジ:1.90% – 2.40%(年度末2.25%)
- 日銀の金融政策は今年度中にあと1回の利上げが行われる見通し。
日本株への影響
- 日経平均株価の予想レンジ:35,000円 – 42,000円(年度末40,000円)
- 国内株式の残高は微増と見込む。
その他市場への影響
- 米10年物国債利回りの予想レンジ:3.30% – 4.50%(年度末3.80%)
- ドル/円の予想レンジ:130円 – 150円(年度末140円)
- ユーロ/円の予想レンジ:140円 – 160円(年度末152円)
提供:
Reuters