ニュースの要約
- 10月28日の東京株式市場で、日経平均は前営業日比691円61銭高の38,605円53銭と反発。
- 衆議院選挙で与党が過半数割れとなったが、事前に想定されていたため、織り込み済みとして買い戻しが入った。
- 為替円安基調も支えとなり、日経平均は一時800円超高となった。
- 日経平均は前週に週間で1,067円下落したため、反動を狙った買いが入りやすかった。
- 市場では、自民党が野党との「部分連合」で財政出動を拡大するとの見方や、高市早苗氏が次期首相候補との思惑が働いているとの指摘もあった。
- 今後のイベントとして、日銀の金融政策決定会合、米連邦公開市場委員会(FOMC)、米大統領選が控えている。
市場への影響
目次
日本市場への影響
- 日経平均株価: 38,605円53銭(前営業日比 +691円61銭)
- 東証株価指数(TOPIX): 2,657.78ポイント(1.51%高)
- 東証プライム市場指数: 1,367.72ポイント(1.51%高)
- プライム市場の売買代金: 3兆8,858億4,200万円
日本株への影響
- 値上がり業種: 輸送用機器、医薬品、海運、証券・商品先物取引など29業種
- 値下がり業種: 鉱業、化学など4業種
個別銘柄
- 中外製薬 (4519.T): 14%超高
- 塩野義製薬 (4507.T): 1%超高
- 信越化学工業 (4063.T): 2.90%安
- オリンパス (7733.T): 5.64%安
- アドバンテスト (6857.T): 2─4%超高
- 東京エレクトロン (8035.T): 2─4%超高
- ファーストリテイリング (9983.T): しっかり
- ニトリホールディングス (9843.T): 売られた
- テルモ (4543.T): 売られた
騰落数
- 値上がり: 1,504銘柄(91%)
- 値下がり: 123銘柄(7%)
- 変わらず: 20銘柄(1%)
提供:
Reuters