目次
ニュースの要約
- 日銀が発表した9月の企業物価指数(CGPI)は前年比2.8%上昇。
- 前月の2.6%からやや拡大。
- コメなどの価格上昇や猛暑の影響が見られる一方、政府補助金の再開で電気・ガス代が値下がり。
- 企業物価指数を構成する515品目のうち、9月は380品目が上昇、112品目が下落。
- 精米、玄米、鶏卵などの農林水産物が前年比12.4%上昇。
- 輸入物価指数は円ベースで前年比2.6%下落。
市場への影響
日本市場への影響
- 円安基調が一服し、輸入物価指数が8カ月ぶりにマイナスに転じた。
- ドル/円相場は、8月の前月比マイナス7.4%から下げ幅を縮小し、マイナス2.0%。
日本株への影響
- SMBC日興証券のチーフマーケットエコノミスト、丸山義正氏は「日銀にとってはニュートラル」と指摘。
- サービス価格の上昇が必要で、2%インフレ目標の安定的な達成にはまだ遠いと見ている。
提供:
Reuters