ニュースの要約
ニューヨーク外為市場ではドルが下落しました。26日に発表された一連の米指標を受けて一時的に下げ幅を縮小する場面もありましたが、その後再び下落しました。一方、スイスフランは利下げを手がかりに上昇しました。
目次
市場への影響
日本市場への影響
- 円は対ドルで0.1%高の1ドル=144.6円となりました。
- 日銀の7月30-31日の金融政策決定会合の議事要旨から、複数の委員が今後のさらなる利上げに向けて具体的な言及があったことが明らかになりました。
日本株への影響
- 日本株への具体的な影響についての記述はありませんでした。
その他市場への影響
- ドル指数は一時100.95を付けた後、終盤は0.42%安の100.52となりました。これは7営業日中6回目の下げとなります。
- ユーロ/ドルは0.41%高の1.1178ドル。
- ポンド/ドルは0.71%高の1.3417ドル。1日としては1カ月ぶりの大幅な上昇率を記録しました。
- ドルはスイスフランに対し、0.55%安の0.846フラン。スイス国立銀行は政策金利を0.25%ポイント引き下げ1.00%としました。利下げは今年3回目です。
表
スクロールできます
通貨ペア | 変動率 | 終値 |
---|---|---|
ドル指数 | -0.42% | 100.52 |
ユーロ/ドル | +0.41% | 1.1178ドル |
ポンド/ドル | +0.71% | 1.3417ドル |
ドル/スイスフラン | -0.55% | 0.846フラン |
ドル/円 | -0.1% | 144.6円 |
コメント
- 米連邦準備理事会(FRB)の利下げと実質3%の経済成長という溝が再び生じており、市場はどう受け止めるべきか戸惑っています。
- イエレン米財務長官は、米経済はソフトランディング(軟着陸)への軌道に乗っていると述べました。
- パウエルFRB議長をはじめ、複数のFRB当局者が発言しましたが、金融政策については言及しませんでした。
提供:
Reuters