豪求人数、6─8月は前期比5.2%減 大半の業種で減少

ニュースの要約

  • オーストラリア連邦統計局が発表した6─8月の求人件数は前期比5.2%減、前年同期比17.1%減の32万9900人(季節調節済み)。
  • 2021年8月以来の低水準で、9四半期連続で減少。
  • 労働需要の冷え込みにより、大半の業種で求人が減少。
  • 全体の求人件数はコロナ禍直前の水準に比べると45%増加。
  • 民間部門の求人は4.9%減、公共部門は7.5%減。
  • 18業種中11業種で求人が減少、特に宿泊・飲食サービス業と製造業での減少率が目立つ。
  • 熟練技術を持つ移民や留学生の急増により、労働市場の逼迫が緩和。

市場への影響

目次

日本市場への影響

  • オーストラリアの求人減少は、同国との貿易や投資に依存する日本企業に影響を与える可能性。
  • 特に製造業や宿泊・飲食サービス業に関連する企業は注意が必要。

日本株への影響

  • トヨタ自動車(7203):オーストラリア市場での販売が影響を受ける可能性。
  • パナソニック(6752):オーストラリアでの家電製品の需要減少が懸念。
  • 三菱商事(8058):資源関連の取引に影響が出る可能性。

その他市場への影響

  • オーストラリアの求人減少は、同国の経済成長鈍化を示唆し、グローバルな投資家心理に影響を与える可能性。
  • 特にアジア太平洋地域の市場において、リスクオフの動きが強まる可能性。
提供: Reuters
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