ニュースの要約
米オンライン決済大手ペイパル・ホールディングスは、法人口座を持つ米企業に対して暗号資産(仮想通貨)の売買や保有を可能にする新サービスを発表しました。これにより、企業も個人顧客と同様にペイパルのデジタルウォレットを通じてビットコインなどの暗号資産を利用できるようになります。また、ペイパルは独自のステーブルコインを発行し、フィンテック大手として初めてステーブルコインでの支払いや送金を可能にしました。
市場への影響
目次
日本市場への影響
- 暗号資産市場の拡大が予想されるため、日本のフィンテック企業や決済サービスプロバイダーに対する競争圧力が増加する可能性があります。
- 日本の企業も同様のサービスを提供する動きが加速する可能性があります。
日本株への影響
- 楽天(4755.T)やLINE(3938.T)など、フィンテック関連企業の株価に影響を与える可能性があります。
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306.T)やみずほフィナンシャルグループ(8411.T)など、大手金融機関のデジタル通貨関連事業にも影響を与える可能性があります。
その他市場への影響
- 米国市場では、ペイパルの新サービスにより暗号資産の利用がさらに広がることが予想され、ビットコインなどの主要暗号資産の価格に影響を与える可能性があります。
- フィンテック企業全般に対する投資家の関心が高まることが予想されます。
提供:
Reuters