ニュースの要約
終盤のニューヨーク外為市場では、人民元が対米ドルで16カ月ぶりの高値を付けた。米ドルは軟調な経済指標を受けて他の主要通貨に対して下落幅を拡大した。中国人民銀行は幅広い金融緩和措置と不動産市場支援策を発表した。
市場への影響
目次
日本市場への影響
- ドル/円は0.13%安の143.42円。
- 日銀の植田和男総裁は、政策判断に当たって内外の市場動向やその背後にある海外経済の状況を丁寧に確認していく「時間的な余裕はある」と語った。
日本株への影響
- 現時点で特定の日本株への影響は報告されていない。
その他市場への影響
- 人民元は対ドルで0.65%高の1ドル=7.017元。一時は7.0156元に達する場面もあった。
- 米消費者信頼感指数は98.7と前月の105.6から低下。低下幅は2021年8月以来最大。
- ドル指数は0.44%安の100.49。1日の下げ幅としては2週間ぶりの大幅下落。
- ユーロは0.46%高の1.1163ドル。
- 豪ドルは0.63%高の0.6881米ドル。一時、14カ月ぶり高値の0.6885米ドルを付けた。
- オーストラリア準備銀行は政策金利を4.35%に据え置いた。
- 英ポンドは0.37%高の1.3395ドル。
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通貨 | 変動率 | 現在のレート |
---|---|---|
人民元 | +0.65% | 1ドル=7.017元 |
ドル指数 | -0.44% | 100.49 |
ユーロ | +0.46% | 1.1163ドル |
豪ドル | +0.63% | 0.6881米ドル |
英ポンド | +0.37% | 1.3395ドル |
- オーストラリア準備銀行は政策金利を4.35%に据え置き、利上げについては議論されなかった。
以上が最新の市場動向です。
提供:
Reuters