キオクシア、10月上場見送り 目標の時価総額に届かず=関係者

ニュースの要約

9月24日、半導体メモリー大手のキオクシアホールディングスが、10月中を予定していた新規株式公開(IPO)の見送りを決定した。世界的な半導体株の調整により、上場時に目指していた時価総額1.5兆円に届かないと判断したためである。

市場への影響

目次

日本市場への影響

  • キオクシアホールディングスのIPO見送りにより、日本市場での大規模な資金調達機会が失われた。
  • 半導体関連株全般に対する投資家の信頼感が低下する可能性がある。

日本株への影響

  • HOYA(7741.T): キオクシアに3.1%出資しているため、株価に影響が出る可能性がある。
  • 東芝(6502.T): キオクシアに40.6%出資しているため、株価に影響が出る可能性がある。

その他市場への影響

  • 米マイクロン・テクノロジー(MU.O)、韓国サムスン電子(005930.KS)、SKハイニックス(000660.KS)の株価が直近の高値から3-4割下落していることが、キオクシアのIPO見送りの一因となっている。
  • 米ウェスタンデジタル(WDC.O)との合併交渉が昨年10月にとん挫したことも、キオクシアの市場戦略に影響を与えている。
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企業名 出資比率
ベインキャピタル 56.3%
東芝 40.6%
HOYA 3.1%

キオクシアは引き続き「適切な時期の上場を目指して準備を進めている」としている。

提供: Reuters
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