ニュースの要約

9月18日、日本政府観光局（JNTO）が発表した8月の訪日外国人客数は、前年同月比36.0%増の293万3000人（推計）となりました。これは7月の過去最高記録329万2500人を下回ったものの、7カ月連続で同月としての過去最高を記録しました。コロナ禍前の2019年同月比では16.4%増となっています。

市場への影響

日本市場への影響

• 訪日外国人客数の増加により、日本国内の消費活動が下支えされることが期待される。
• 特に観光業や小売業において、外国人観光客の消費が増加する見込み。

日本株への影響

• 観光業関連株や小売業関連株にポジティブな影響が予想される。
• 例: JTB、HIS、高島屋
• 飲食業や宿泊業にも恩恵が及ぶ可能性が高い。
• 例: スシロー、APAホテル

その他市場への影響

• 訪日外国人客数の増加により、交通機関や航空業界にもプラスの影響が期待される。
• 例: JR東日本、ANA

国・地域別の訪日外国人客数

国・地域	訪日客数（人）
中国	745,800
韓国	612,100
台湾	564,300

政府観光局は「引き続き、2019年のコロナ前を上回る傾向にある」として、今後も増加傾向を見込んでいます。