日米中銀会合で円乱高下のおそれ、自民総裁選で思惑も=今週の外為市場

ニュースの要約

今週の外為市場では、日米の中銀会合を手がかりにドル/円が荒い値動きを見せる可能性がある。特に米連邦公開市場委員会(FOMC)の利下げ幅予想が注目されており、0.25%から0.5%の大幅利下げ観測が再浮上している。また、日本銀行の会合も注目されており、利上げ見送り予想が大勢だが、発言内容によっては円高が進む可能性がある。自民党総裁選も市場に影響を与える可能性があるが、現時点では手がかりになりにくいとの見方が優勢である。

市場への影響

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日本市場への影響

  • ドル/円の荒い値動き: 日米の中銀会合を手がかりに、ドル/円が荒い値動きを見せる可能性がある。
  • 予想レンジ: ドルが138-144円、ユーロが1.09-1.13ドル。

日本株への影響

  • 日銀会合: 利上げ見送り予想が大勢だが、発言内容によっては円高が進む可能性がある。
  • 自民党総裁選: 市場に直接影響を与える政策が掲げられていないため、現時点では手がかりになりにくい。ただし、有力候補の発言内容によっては関心が高まる可能性がある。

その他市場への影響

  • 米連邦公開市場委員会(FOMC): 0.25%から0.5%の大幅利下げ観測が再浮上しており、米金利先物市場が織り込む9月の利下げ確率は0.5%が7割、0.25%が3割となっている。結果、ドルは16日に昨年7月以来1年2カ月ぶりに140円台を割り込んだ。

参考リンク

提供: Reuters
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