ニュースの要約
日銀が9月12日に発表した8月の企業物価指数(CGPI)速報によると、国内企業物価指数は前年比で2.5%上昇しました。これは中国経済の減速に伴う国際商品市況の下落が影響し、8カ月ぶりの伸び率縮小となりました。前月比では0.2%下落しました。ロイターがまとめた民間調査機関の調査では、中央値で前年比3.0%上昇と予想されていました。全515品目中、上昇は390品目、下落は102品目でした。特に非鉄金属、スクラップ類、化学製品など、川上に近い類別において国際商品市況が下落した影響が見られました。
市場への影響
目次
日本市場への影響
- 国内企業物価指数の前年比2.5%上昇は予想を下回り、経済の不確実性が高まる可能性があります。
- 前月比で0.2%の下落は、企業のコスト圧力が緩和される一方で、デフレ圧力が懸念されます。
日本株への影響
- 非鉄金属、スクラップ類、化学製品などの価格下落は、これらの業界に属する企業に影響を与える可能性があります。
- 例: 住友金属鉱山(コード: 5713)
- 例: 三菱ケミカルホールディングス(コード: 4188)
その他市場への影響
- 記述なし
提供:
Reuters