午前のドルは141円後半に下落、株安や日銀審議委員の発言で

ニュースの要約

9月11日の午前、ドルは前日のニューヨーク市場終盤(142.43/48円)から下落し、141円後半で推移しています。株安でリスクオフの流れが強まり、中川順子日銀審議委員の発言が材料視され、ドル売り/円買いが強まっています。

市場への影響

目次

日本市場への影響

  • 東京外為市場ではドル売り/円買いが進行。
  • 日経平均は一時400円超の下落。
  • ドルは一時141.50円付近と1月2日以来の安値水準を記録。

日本株への影響

  • りそなホールディングスのシニアストラテジスト、井口慶一氏によると、中川日銀審議委員の発言が市場に影響。
  • あおぞら銀行のチーフマーケットストラテジスト、諸我晃氏は、ドルの下値サポートとして意識されていた141.67円付近を抜けたことから、次は2023年12月末の安値、140.27円付近が意識されやすいと指摘。

その他市場への影響

  • ドルが対ユーロや人民元で売られるなど全面安となった。
  • 米大統領選テレビ討論会で「民主党候補ハリス副大統領がやや優勢」との見方から、短期的なポジション調整や仕掛け的な動きが発生。

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提供: Reuters
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