東京マーケット・サマリー(9日)

ニュースの要約

  • 外為市場
  • 午後5時のドル/円は、前日NY午後5時と比べてドル高/円安の143円前半で推移。
  • 米金利の上昇などを受けて、米雇用統計後に進んだ円高が反転。

  • 株式市場

  • 東京株式市場で日経平均は、前営業日比175円72銭安の36,215円75銭と、5日続落して取引を終えた。
  • 前週末の米国株が雇用統計の発表を受けて下落したことや為替の円高が重しとなり、日経平均は一時1,100円超値下がりする場面があった。
  • ドル/円の円高基調が一服したことから日経平均は次第に下げ幅を縮小し、売りが一巡した後は買い戻しもみられた。
  • プライム市場の騰落数は、値上がり536銘柄(32%)、値下がり1074銘柄(65%)、変わらず34銘柄(2%)。

  • 短期金融市場

  • 無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースで0.227%で前営業日(0.227%)から横ばい。
  • 「地銀など中心に調達意欲は強く、レートは横ばい圏で推移している」との声が聞かれた。

  • 円債市場

  • 国債先物中心限月9月限は前営業日比40銭安の144円78銭と大幅反落して取引を終えた。
  • 10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比4.5bp上昇の0.890%。
  • 前週末の米雇用統計前に買い戻され過ぎた反動で持ち高調整の売りが出たことや、時間外取引の米長期金利の上昇を背景に国債先物は売り圧力がかかった。

市場への影響

日本市場への影響

  • ドル/円相場
  • ドル高/円安の143円前半で推移。
  • 米金利の上昇により円高が反転。

日本株への影響

  • 日経平均
  • 前営業日比175円72銭安の36,215円75銭。
  • 5日続落。
  • 一時1,100円超値下がりする場面もあったが、円高基調の一服により下げ幅を縮小。
  • プライム市場の騰落数
  • 値上がり:536銘柄(32%)
  • 値下がり:1074銘柄(65%)
  • 変わらず:34銘柄(2%)

その他市場への影響

  • 短期金融市場
  • 無担保コール翌日物の加重平均レート:0.227%(前営業日から横ばい)
  • 地銀など中心に調達意欲が強い。

  • 円債市場

  • 国債先物中心限月9月限:前営業日比40銭安の144円78銭。
  • 10年最長期国債利回り:前営業日比4.5bp上昇の0.890%。
提供: Reuters
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