ニュースの要約
野村アセットマネジメントの最高投資責任者(CIO)、村尾祐一氏は、円が今後さらに急激に上昇する公算は小さいとの見方を示しました。足元の円高は日本企業の利益の伸びの減速を示唆しており、現在の為替レートの水準を前提にすれば、期待されていた企業利益の2桁成長は5─6%成長に戻る可能性が高いと指摘しました。
市場への影響
目次
日本市場への影響
- 円高が進行し、現在1ドル=144円前後で推移。
- 日経平均株価を構成する多くの大手輸出企業に打撃を与えている。
- 今後6─12カ月は135─140円の範囲が妥当と予測。
日本株への影響
- 大手輸出企業の利益の伸びが減速。
- 企業利益の成長率が2桁から5─6%に戻る可能性が高い。
- 日米金利差が少なくとも来年中盤まで4%超の水準で推移する見込み。
影響を受ける可能性のある企業
その他市場への影響
記述なし
提供:
Reuters