統計上も賃上げの明るい動き、今後も注視=実質賃金プラスで官房長官

ニュースの要約

  • 林芳正官房長官は、7月の実質賃金が2カ月連続で前年比プラスとなったことを記者会見で発表。
  • 厚生労働省の毎月勤労統計(速報)によると、7月の実質賃金は前年比0.4%増。
  • 賃上げを背景に、所定内給与やボーナスが上昇。
  • 林官房長官は今後も賃金の動向を注視する考えを示した。
  • バイデン米政権が、日本製鉄(5401.T)によるUSスチール(X.N)買収計画を阻止する方針と報じられたことについて、林官房長官は個別企業の経営に関するコメントは控えたが、日米経済関係の強化が重要であると述べた。

市場への影響

目次

日本市場への影響

  • 実質賃金の上昇が続くことで、消費者の購買力が向上し、国内消費の増加が期待される。
  • 賃上げの動きが続くことで、企業の人件費が増加し、コスト構造に影響を与える可能性がある。

日本株への影響

  • 日本製鉄(5401.T)の株価に影響が出る可能性あり。米政権がUSスチール買収計画を阻止する方針を示したことが、投資家の不安材料となる可能性がある。
  • 実質賃金の上昇が続くことで、消費関連株や小売業株にプラスの影響が期待される。

その他市場への影響

  • 米国市場では、USスチールの買収計画阻止が国家安全保障上の懸念として取り上げられており、米国鉄鋼業界全体に影響を与える可能性がある。
提供: Reuters
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