NY市場サマリー(30日)ダウ最高値、ドル高 国債利回り上昇

ニュースの要約

ドルが上昇。米連邦準備理事会(FRB)が来月の会合で50ベーシスポイント(bp)の大幅利下げではなく、従来の25bpの利下げを決定するとの見方が強まった。米商務省が発表した7月の個人消費支出(PCE)価格指数は前年比2.5%上昇し、前月と変わらず。米金利先物市場では、50bpの大幅利下げの可能性が31%に低下。ドルは対円で0.8%高の146.09円、週間では1.2%上昇。主要通貨に対するドル指数は0.3%高の101.7。米ミシガン大消費者信頼感指数は67.9、1年後のインフレ期待は2.8%。

市場への影響

目次

日本市場への影響

  • ドル高により輸出企業の業績が改善する可能性。
  • 円安が進行することで、輸入コストが上昇し、インフレ圧力が増加。

日本株への影響

  • トヨタ自動車(7203)などの輸出関連株が上昇する可能性。
  • ソニー(6758)などの電子機器メーカーも恩恵を受ける可能性。

その他市場への影響

  • 米国株式市場:
  • ダウ工業株30種: 前日に続き終値ベースで最高値を更新。
  • アマゾン・ドット・コム、テスラなどが買われる。
  • S&P500の全11セクターが上昇。
  • エヌビディア、デル・テクノロジーズ、インテルなどのAI関連銘柄が上昇。
  • 債券市場:
  • 10年債利回り: 3.905%(3.8bp上昇)。
  • 2年債利回り: 3.925%(3.2bp上昇)。
  • 30年債利回り: 4.196%(4.4bp上昇)。
  • 金先物:
  • 12月物: 1オンス=2527.60ドル(1.28%安)。
  • 米原油先物:
  • 10月物: 1バレル=73.55ドル(3.11%安)。
  • 11月物: 1バレル=72.65ドル(2.02ドル安)。

以上のように、ドル高と米金利の動向が各市場に影響を与えています。

提供: Reuters
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